医療用ウィッグは、抗ガン剤治療などによる脱毛でお悩みの方が、快適にお使いいただける機能を備えたウィッグです。特に抗がん剤治療でウィッグを検討される方に、知っておくと安心な知識をまとめています。

医療用ウィッグとは

医療用ウィッグとは、抗がん剤や放射線による治療などが原因で脱毛された方の生活の質を高めることを目的に開発されたウィッグのことです。脱毛によるデリケートな髪の悩みを軽減し、安心してお使いいただけるように、快適なつけ心地を追求する機能を備えたウィッグが多いです。 脱毛による精神的な負担を軽くしていただくためにも「ご自分に合ったウィッグ」を選ぶことをおすすめします。

低価格&高品質なM.Wig認証ウィッグ

現在では多種多様なウィッグが市場で販売されています。特に近年ではインターネット通販などにより販売経路も多様化し、粗悪品が流通するケースも多く見受けられました。医療用ウィッグの品質に関する統一された基準もなかったため、2015年、ウィッグ関連事業者による任意団体「日本毛髪工業共同組合(JHAIR)」によって「M.Wig(エム・ウィッグ)」が制定されました。 「M.Wig」とは、JIS(日本工業規格9623)に適合した医療用ウィッグとその付属品に付与される認証マークのことです。抗がん剤治療による脱毛や円形脱毛症などでお悩みの方が安心して使えるよう、「アレルギーのパッチテスト」「遊離ホルムアルデヒドのチェック」「洗濯の堅ろう度」「汗堅ろう度」の4つの検査項目が設けられ、それぞれ一定の基準を満たすと「M.Wig」として認定されます。認定されたウィッグには「M.Wig」のマークの使用が認められています。「M.Wig」に認定されなくても、医療用ウィッグとして販売することはできます。JIS規格に適合した安心・安全の基準として、ご購入の際にはマークの有無をぜひチェックしてください。

医療用ウィッグは、どのタイミングで準備すれば良い?

抗がん剤治療を始められる方は、治療前、もしくは治療開始から2週間の間には着用しておくことをおすすめいたします。
また、地毛が長い場合、絡まってしまったり脱毛した髪の毛が多く見えてしまい、精神的ダメージが強くなることがあるため、カットすることをおすすめしております。地毛をカットをされる方は、治療前に髪の毛を切られたタイミングで着用すると今までのスタイルと変わらない印象でご着用いただけます。
治療前に着用して慣れておくと、抗がん剤治療による脱毛が始まった時に、パラパラ落ちる毛を気にするストレスも軽減されます。
医師に脱毛しない治療法と言われた・・・など治療法は様々です。
そう医師に言われたけど心配というお声もあります。脱毛しないとわかっているのであれば、ご準備いただかなくても大丈夫です。在庫のあるものであれば、最短で翌日~翌々日の配達も可能なので、ご入り用の際にご注文ください。

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